【育成記録】レブチア・クラインジアーナ#1(ホムセン見切り品を愛でる)

この記事は・・

サボテン科に属するレブチア・クラインジアーナの育成記録です。
不定期で更新していきます。
私が多肉にはまるきっかけをくれた思い出深い植物です。

目次

レブチア・クラインジアーナとは?

  • 正式名称
    サボテン科レブチア属クラインジアーナ(Rebutia krainziana)
    和名は、「緋宝丸」
    Google先生によると、「緋」は、火のような、濃く明るい紅(べに)色という意味だそうで、赤色のきれいな花を咲かすことから名づけられた和名ではないかと思います(違っていたらすみません)。
  • 原産地
    ”ボリビア、アルゼンチンなどアンデス山脈にある南米山岳地帯の高地 (最大 3000 m)。日中の大きな温度差と高レベルの日射の環境に適応している。”
  • 説明
    ”直径最大 7 cm、高さ最大 10 cm の球形サボテン。群生して10~15 cmの幅に成長します。”
  • 開花時の写真
    私はまだ開花の経験がないので、下記リンク先の説明分および写真を参考として載せさせていただきました。

    ”このサボテンの特に注目すべき特徴は、小さな白いアレオールによって強調された濃い茎の色と、赤いデイジーを思わせる、大きくて濃い赤と黄色の喉を持つ花です。”
    ”「通常の」形態は明るいオレンジがかった赤の花ですが、最近では他の色の花も市場に出回っています。新しい形態の花は、濃い赤からオレンジ、黄色、白までさまざまな色合いがある。”

引用:https://www.llifle.com/Encyclopedia/CACTI/Family/Cactaceae/895/Rebutia_krainziana
引用:https://www.cactusedintorni.com/en/Cactaceae-O-R/rebutia.html#:~:text=Habitat:%20Andean%20ranges%20of%20Bolivia%2C%20Argentina%20and,elevations%20(up%20to%203000%20m%20/%209800

さすがレブチア属、とてもきれいな花です!緋宝丸の和名もうなずけます。
わが子の花は何色なのか・・・開花が楽しみです!

2024/8/9 コーナンの見切り品コーナーから救出

2024年はメンタルブレイクにより会社を休職していました。これまで趣味という趣味がなく、子供と遊ぶか、仕事するかだけの日々だったので、ストレスを解消できる趣味を見つけようと、この日はふらふら街を歩いていました。

ふと立ち寄ったコーナンでしたが、駅近店舗の割にガーデニングコーナーが充実していて、見たこともない植物がたくさん陳列されていました。

その中に、周りと比べて格段に値引きされている商品が並ぶ、いわゆる見切り品コーナーがありました。
その時は植物の知識など皆無でしたが、傷ついたり、形が崩れたりしているのは素人の目でも明らかでした。

それでも頑張ってどうにか生きようとしている姿が何となく輝いてみえて、ひとつ選んで家にお迎えしました。

これが我が家のレブチア・クラインジアーナ、お迎え時の姿です!

左がお迎えして家で植え替えた直後の写真です。しっかり徒長していて、縦長になってます。直径8cmほどのダイソーの鉢に植えました。

のっぺりとした本体に、手のようにも見える小さい子株が3個ついていました。
小さい娘も手がかわいいと言ってくれて我が家の人気ものになりました。

お迎えから2週間たった写真が右側です。早速子株が少し大きくなってきています。
南南西のベランダの手すりに結束バンドで網カゴを固定して、そこに鉢を置いていました。
真夏だったこともあり、10時頃から19時頃の日暮れまで直射日光があたり、雨はほぼあたらず、通風抜群の場所です。

今考えると真夏の直射日光9時間って・・・

いくらサボテンさんでもさすがに厳しかったろうに・・・ごめんな!



太陽をたっぷり浴びて、これからどんな姿に変身してくれるか、楽しみです。

2024/11/11 真夏の直射日光を浴び続けながら夏を乗り越えた

真夏の直射日光を全力で浴び続けたクラインジアーナさん。
なんとか夏を乗り切り、秋になったが、どうなったか・・・。






どーん!直射に負けず、めっちゃ成長しました。

本体は、下側のお尻?が膨れてきて、頭の方は丸く膨れてきました!
いわゆるこれがボン・キュッ・ボンってやつですね。
(;´Д`)セクシービームが眩しいよ!

そして、3個だった子株が9個に!そして各々が巨大化!!
もはやボン・キュッ・ボボボボボボボボボンです。

いやはや、それにしても葉焼けもせず、よくぞここまで・・・力強い。
やはり、見切り品コーナーにいていいタマではありませんでしたね。
よく頑張った。


ちょっと子株がぎゅうぎゅうで苦しそうだった3つほど捻って取りました。
クラインジアーナさんは、棘が柔らかいので素手でもぎ取れます。
2週間ほど室内で赤玉土の上に転がしておいたらいつの間にか発根していました。
親の血を引き継いでほんと元気やね。

2025/1/5 はじめての冬!

クラインジアーナさんは、夏も冬もずっと屋外にいます。
頼もしい株ですが、裸一貫での越冬は怖かったので、12月頭に加温なしの簡易温室をベランダに作成し、その最上段(一番温度が上がるところ)に陣取っています。

なお、簡易温室は、ルミナスのガーデンラックにダイソー購入した冷気遮断用の透明なカーテンを切り貼りしてカバーした簡易的なものです。
簡易的ですが、晴天の日には外気温が10℃程度でも温度が上がりすぎるので、上部のビニールに穴(換気口)を開け、最高でも35℃程度までになるように調整しています。
もちろん保温機能はないので夜は外気と同じ0℃近くまで下がります。

なので、少しでも温まってもらうため、
毎晩寝る前に「がんばれ~」と暖かい声をかけています。
ついでに湯たんぽを棚の下段にいれています。
(すぐに5℃くらい温度があがり、3時間くらいで元に戻ってしまいますが、効果があると信じたい)。


そんな冬のクラインジアーナさんの姿がこちら!

なんか赤黒いね・・・。
12月後半の最低気温が5℃をした回ったくらいから、緑から赤黒くなってきました、寒さによるストレスで紅葉しているのかな?
さすがにあまり水を吸わなくなりましたが、弾力もありますし、元気そうなのでこのまま行こうと思います。


はいっ!ここで突然ですが、クラインジアーナさんのイチ推しポイントを紹介します。
それは・・・

らせん状に棘座が広がり連なっているところです!!!

上からみるととてもきれいです。何度みても美しい。
ここにさらに花が咲いたらさぞきれいだろうな・・・
子株が多くて今年は咲かないかな・・・どうなるか春が楽しみだ。


ちなみに、11月にもぎ取った子株3兄弟はすくすくと育っています。

彼らは室内の育成ライト下でのびのび育つ、ゆとり世代です。
お母さん株が外で真っ赤になりながら寒さに耐えているのを横目に、つやつや、ぷくぷく育っています。
春になったらゆとり教育は終わり、お母さん株の横で外デビューの予定。(´_ゝ`)覚悟しとけヨ

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この記事を書いた人

2024年夏メンタルブレイクして休職していたある日、ふと立ち寄ったホームセンターで何気なく買ったサボテン。不思議な形をしているなぁとネットや図書館でいろいろと調べているうちに厳しい環境で生き抜く植物たちに感動、尊敬の意(愛)を抱いた。

それ以降、サボテンやユーフォルビア、塊根植物など、多肉の沼にはまったサラリーマン。種や幼苗から成長を見守ることが好き。
絶滅危惧種が多い多肉たち、輸入株もとっても魅力的だが、種から育て、そこからまた種を作って・・・いつかすべて自前で楽しめるようなサイクルができたらいいなと思いつつボタニカルライフを楽しんでいる。
歴は浅いが実生したときの経験を残して他の皆さんのためになればなぁと思いブログを始めた。

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